みなさん,こんにちは。
2023年11月の「水銀に関する水俣条約」締結国会議において,2027年をもって直管蛍光灯の製造および輸出入が禁止されます。これをもって,すべての一般照明用蛍光灯の製造および輸出入が終了する予定です。
これを受けて…というわけではないのですが,わが家は数年前からコツコツと蛍光灯からLEDへの置き換えを進め,ようやくすべての蛍光灯がLEDに変わりました。
蛍光灯よりも明るく,寿命が長い分,交換の手間が減り,さらに消費電力量が少ないと,いいこと尽くめです。ひとつ気になるといえば,これまでよりも明るくなったからか,蛍光灯のときには気にならなかった梁などの影響による「影」の存在が気になるようになったことくらいです。
今回のように(将来的に)照明器具の買い替えや蛍光灯のLEDへの置換が求められるというのは,2011年7月の地上デジタルテレビ放送への移行が似ていると感じます。このときはテレビやビデオデッキの買い替えや地上デジタルテレビ放送に対応したテレビチューナの増設などが生じました。
このときには,地上デジタルテレビ放送に対応することを口実とした詐欺や悪徳商法が発生しました。今回もそのような事態が発生しないように官民緊密連携した対策が求められます。