危機管理

情報学教育研究会 Webコラム 代表blog 情報学教育研究会 代表 横山成彦 コラム

みなさん,こんにちは。

初代内閣安全保障室長を務められた評論家の佐々敦行氏が残された「危機管理」に関する言葉のひとつに「悲観的に準備し,楽観的に対処せよ」という言葉があります。「悲観的に準備し…」という点をより分かりやすく,「心に地獄図を描け」と表現されることもありました。

この金言はあらゆる場面で発揮することができます。地震などの災害の初動,もちろん教育現場でも大いに役立つでしょう。

しかし,これがなかなか難しい。悲観的に,悲観的にと考えていくと,考え得るシチュエーションが膨大になってしまい,パンクしてしまいます。そのため,ある程度パターン化してしまうのもひとつの手かもしれません。

リスクマネジメントを考えている人は多いでしょう。しかし,いざリスクマネジメントで抑えきれず,危機に直面してしまったら…。危機管理,つまりクライシスマネジメントもしっかりと対処しておかねばなりません。